SSS観てきたよ


というわけで、気になりつつどうしようかなーまでは覚えてるんですが、いつの間にかエントリーしてたので「Sin of Sleeping Snow」に行けましたなにそれこわい。

ジーザス〜のタイトルはTLなどでちらほらお見かけしてたんだけど、そっか、同じとこなんだ、という程度のアレでソレなんですが以下内容に触れます。

会場のはなし

六本木ブルーシアター|東京,利用案内他施設概要

麻布十番から行ったけど、鳥居坂は随分急な坂ですね。
ここがよく聞くブルーシアターなのね!
ここに!神田盾子様が!たってたのね!!(ミーハー)

別に早々に着いたわけでもないけど、まだ会場に入れないタイミングだったので、物販と売店とお手洗いそれぞれの列と開場待ちのひとでロビーがひしめき合ってました。

Zeppっぽいって言っちゃって良いのかな、配管を見せる高い天井も壁面も全部黒で、スポットみたいに落とされる照明とのコントラストが強すぎて開演前のステージは闇に沈んでた。

下手寄り後方ブロックど真ん中みたいなとこで、ちょうどステージ中央が前の方の頭で欠ける位置だったものの、この舞台も奥が2階建みたいになってたので概ね視界は良好。

殺陣のはなし

テーマ曲に乗せて雪を舞わせて冒頭から殺陣なんだけど、これがすごくかっこよくて来た甲斐あったわ…ってビリビリしました。
でもここだけじゃなくてもう随所で殺陣が入るので終始痺れてました。

スローモーションからの通常再生の切替好き。スローモーション!!好き!!

通常再生っても結構な勢いスピードなのでそこに音と照明の切替とどんだけ繊細に作り込んでるんでしょうねって。
こう、斬りかかってくるのに頭を傾けて避けるって動きも、刀の勢いで髪が揺れるくらいの。

昌景もそらもう美しくて強くて良かったんだけど虎綱の二刀流と短刀を持つ手首の返しにすごくときめいた……。
(ここまで書いたとこでご結婚の報を目にして虎婚にビャー! おめでとうございます!!)

おはなしのはなし

武田で織田ですので、たぶんこう悲劇になるのかなって思ったんだけど、悲劇的かもしれないけど美しい生き様の話でした。
だから、斃れながら何でもないって笑おうとする姿好きなんだってば信春。

人間くさくてべらぼうに強い(けど負けるを知る)、というのはとても好きなので即武田陣営SUKI…ってチョロさのお手本みたいなことになってた。

武将役なんだけど女優がそのまま女性なの、見始めて気付きました。
で、謙信と顕如が良かったです。
こうやって並べると女優陣つよいな。
いや男優陣もめちゃくちゃ良かったけどね?!
凛とした、と形容される姿に惹かれやすいんですけど、わたしはどうもそれを女性に冠することが多いようです。
謙信はその静謐さが、顕如は発露する狂気が、虎綱はまさに芽吹かんとする熱量が、とても魅力的でした。

たぶんこれ垂れ流すと延々続くので端折ります。

最後に書いておきます。咄嗟に斬ってしまって縋りながら狼狽する昌景が堪らんもんがありました。

ぼんやりとしたはなし

あー現代っ子だなぁって思いました。
このステージは、とても現代っ子。で、つよい。
こりゃ好きだわってものがたくさん入ってた。なるほどなぁ。
ポンっと降ってきたのであまり突っ込まれると困るけどそういう印象です。

えーとあとは、ラストの雪中シーンがちょうど死角だったので円盤大検討中です。
そんな感じ!