キャラメルボックス観てきたよ


というわけで行ってきました。
今年は演劇を積極的に観に行こうかなって思った時に、それならキャラメルボックスは一回行かなきゃなぁとスケジュールを確認したところこちらが目に入りましてポンポンポーン(タップ音)です。

初演からの年数回数考えたら注釈もいらん気もするけど、やや内容に触れます。
ダブルキャストでBlack/WhiteあるうちのWhiteキャスト公演です。

会場のはなし

いわゆる俺たちのサンシャインの奥。
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そういや文化会館って去年一回行ってました。
その前にもサンクリ来たことありましたっけね。
ちなみに当日はお向かいでacosta!やってました。

2階席でしたが、入口は1階席フロアなので階段をそこそこ上ることになります。
長い道のりにはあちこち西川さん作成だったかな、励ましテキストが貼ってありましたw

座席からはステージ迫り出しのとこはどうしても見えなかったりするけど、傾斜角の割にはステージ奥はちゃんと見えますね。

キャストのはなし

ちょっと前の話にはなりますが、フォーゼに夢中だったとき、当たり前のようにゴーバスも観てそこで知ったのが陣内くん。今回は土方。
前後して、Dの好きなお友だちにいろいろ映像を見せてもらったことがあって、そのとき覚えたのが三津谷くん。今回は主人公岡本。
なかなか心のハードルが高くなってたんですが、キャストを見たときにこの2人の名前が背中を押してくれました。
よーちん、ありがとう。おかげで今年は当社比でかなり舞台観に行けた。
あと、こう言ったら何なんだけど、アナザーフェイスと呼ばれる他劇団とのタッグで作られる公演だから来やすかった部分もたぶんある。
100%キャラメルボックスだったらちょっとまだ無理だったかもしれない。
どんだけハードル高いんだよ。

舞台のはなし

キャラメルボックスつーたら幕末という先入観がものすごく強いのですが*1、ざっくり新選組/維新志士の構図で言う志士サイドからのお話です。
とはいえ舞台は現代。
自分にしか見えない本の中の竜馬から助言を受けながら、身近で発生したトラブルを解決しようと奔走する……みたいな話なんだけど、(他の人には見えない)竜馬と(竜馬が見えない)他の人たちとで発生しているはずのやりとりの切り替えが流れるようなのに違和感がない。
何回も再演されてるだけある……。

White岡本は気弱で怖がりで優しくて鈍い。
若干高飛車だったりミステリアスだったり見くだし気味のポージングだったりな配役されてるイメージあったんだけど*2、気弱な役合うよね三津谷くん。
Blackは観てませんが、なんか繊細そう。
これ岡本次第でだいぶカラー違うんだろうなぁ。
あ、さなえさんと時田が好きな感じでした。

あとね、ああそうか、そうだよなって思ったこと。
マイクを使わないんですよね。
そしてマイクを使わなくても聞こえる…んだと思う。
2階席でもちゃんと耳には十分なボリュームで届くんだけど、声の出し方なのかなぁ、何て言ってるか聞き取るの危ういぞってとこがあったのでそれは惜しかった。
感情が高ぶって出てくる言葉を、大きなボリュームではっきり遠くに聞かせるってそりゃ難しいんだけど。
でもでも肉声で聞かせてくれるの良いよね。

むかしのはなし

この劇団を知ったのはわたしが中学生のころで、もうそれだけで目眩くセピアカラーなんだけど、舞台を観たことはなかったのです。
うちの演劇部が好きだった…のか分からないけど使ってたんだよね、ここのおはなし。
1番話が長くなるエピソードは割愛するけど、高校生のときにオリジナルで観なきゃなって思ったものの機会を逃し続けてきてしまった。
これだけ逃してきたのに、まだ劇団があって違う作品とはいえ観る機会があるってすごいことだよね……ありがたい。

という感じ!

*1:実際どうなのかはわかってない

*2:さつこよ、不二とかシュウ☆ゾーあたりの所為ではあるまいか